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戦略的に簿記2級の試験に挑もう【試験科目】

日商簿記2級の試験科目は商業簿記と工業簿記の2つに分かれます。1~3問目までは商業簿記より出題され、1問目は仕分け問題、2問目は主に伝票や帳簿に関する問題、3問目は主に精算表や財務諸表の作成に関する問題が出題されます。また、工業簿記からは4問目が仕分け問題や勘定記入問題など、5問目が原価計算などの問題が、だいたい出題されます。


1問目の仕分け問題では、配点が4点×5問と配分されています。簿記の試験は70点で合格ですので、ここで出来れば満点を取っておくと、かなり楽になります。


2問目・3問目も配点は各20点ですが、ここは結果と過程が採点され、どこが加点対象になるか不明です。また、難易度が高い試験の回の場合、初見の問題が多く出題される箇所です。しっかりと理屈と計算の仕方を押さえておかなければいけない箇所でしょう。
4問目・5問目は工業簿記から各20点の出題です。2・3問目と同じように、どこが採点対象になるか分かりません。商業簿記と比べると比較的易しい問題ですが、工業簿記に苦手意識を持っている人も多いようです。苦手意識を持っている人に聞くと、理屈が分からないが故に苦手というのがほとんどかと感じます。しかし、工業簿記は一旦理解出来れば、計算方法は簡単なものが多いので、自分に合うテキストで基礎をしっかり押さえておくことが重要かと思います。


また、3級と比べ、より時間配分が大切です。120分と聞くとたっぷり時間があるようですが、本番の緊張感と難易度を考えると無駄遣いは出来ません。例えば、1問目→4・5問目を解き、最後に苦手な2・3問目を解く、分からない問題は後回しにするなど試験までに過去問を解きながらシミュレーションしておきましょう。


最後に、日商簿記2級の命取りはうっかりミスです。途中でミスをすると、その先の採点対象も連動して間違えている場合もあるので、見直しは必ずしましょう。理想としては100分で問題を解き、最低20分は見直しに当てることが望ましいでしょう。